So-net無料ブログ作成
検索選択

ねこぺんろ その10 - 9番札所「法輪寺」 [遍路]

2007年10月5日(金) 晴れ 最高気温27度
徳島県阿波市 9番札所「法輪寺」)

14時35分、9番札所「法輪寺」着。
正式名称は「正覚山(しょうかくざん)菩提院(ぼだいいん)法輪寺(ほうりんじ)」
ご本尊は涅槃釈迦如来さま。「涅槃」とは、本来は煩悩の消し飛んだ悟りを得た状態のことを言いますが、如来(悟りを得た仏さま)の死そのものを指しており、お釈迦さまがお亡くなりになられるときの姿をかたどった像をご本尊としています。このお寺の開基もお大師さまで、この地にやってきたお大師さまが、仏さまの使いといわれる白蛇を見たことから、お釈迦さまの涅槃像を刻んで本尊としたそうです。
9番.JPG

前の札所の熊谷寺からこのお寺まではとても近く、当然といえば当然ですが、「やなぎや軍団」と遭遇しました。あいかわらず、高らかに鳴り響くぽこぽこ音。でも、さいわいなことに熊谷寺でぽぺがご朱印を頂いている間に、ご朱印をもらわずに回っている「やなぎや軍団」は早々に法輪寺に到着していたため、ぽぺがお参りを始める頃には、「やなぎや軍団」はお参りを終えて、立ち去ろうとしていたのでした。「やなぎや軍団」が立ち去った法輪寺には本来の静けさが戻り、ぽぺは安心してお参りを始めるのでした。でも、やっぱり息はあいません。
遠景.jpg

山門.jpg

境内.jpg

梵鐘.jpg

本堂.jpg

大師堂.jpg

納経所.jpg

本堂でのお参りを済ませ、大師堂に向います。大師堂にはペットボトルに入った美しい千羽鶴がありました。この後のお寺でもこの千羽鶴をときどき見かけるのですが、単にお経を唱えるとか、写経をおさめるといったことよりも手間のかかる方法で、祈りのこころを形にする人がいるのだなぁと感心するのでした。お遍路というものは軽い気持ちでまわるひともいますが、こうしたものをみると一人一人が背負ったものの重さを感じます。
DSCF0033.jpg

また、このお寺では始めて托鉢をするお遍路さんを見ました。このときは知識もなく、「大変だなぁ」程度にしか思いませんでしたが、寺の中での托鉢は基本的に禁止されており、このお遍路さんも山門の外で托鉢をしておられました。托鉢も楽ではありません。托鉢という行為は、修行のひとつで、物乞いをして日々の命をつなぐものです。ただ恵んでもらえばいいという形だけのものもありますが、このお遍路さんは本来真っ白なはずの遍路装束も黄色く染まっており、形だけの托鉢をしているのではなく、本当に托鉢によって、命をつなぎながら、遍路をおこなっていたのではないかと思います。まさに命がけの遍路だと思いますが、こうすることによって、「自分が生かされている」「自分の命は自分だけのものではない」ということを切に感じるのだと思います。簡単に命を断ってしまうひとの話をよく耳にしますが、死ぬ気があるのならば、自分の命を他に預けて、遍路をまわるというのも良いのではないかと思います。このときはわかりませんでしたが、今のぽんは、この托鉢のお遍路さんのように「命を預けて遍路をまわってみたい、途中で行き倒れてもいいかも」という考え方がとてもよくわかる気がします。

でも、このときの煩悩に満ちたぽぺは、托鉢のお遍路さんよりも、その前にあるお店で売っていた草もちの方が気になるのでした。
お店2.jpg

KI09G.gif

15時、法輪寺を出発。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この記事のトラックバックURL:
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。